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NEWS:Vol.03
アッパーマウントの検証
今回は足廻りでは定番的流用パーツとなっているNBアッパーマウントをTEINのスーパーストリートを使用して再度、検証をしたいと思います。まず、下記画像がNA用とNB用を比べたものです。

画像1

画像2
画像1、2ともに左がNB用で右がNA用です。
NA用が1つの部品で構成されているのに対して、NB用はアッパーシートを上下からゴムブッシュでサンドイッチする構成となってます。
NA用はアッパーマウント自体がゴムで封入されていますので、ゴムの使用量がNBのほうが圧倒的に少ない設計となってます。
また、大きく違う点が画像2のスプリングシートの位置です。NB用が車体取付部の下がそのままスプリングシートになるのに対して、NA用は若干下の位置にスプリングシートが設けられています。
NA用アッパーマウントを逆さから見た画像です。
画像ではわかりずらいかと思いますが、ゴムでスプリングシート&マウントが封入、合体してます。
TEINのスーパーストリートに装着した画像です。
左がNBのマウントで、
右がNAのマウントです。
一点、注意ですがTEINの車高調はNAとNBで共用できるようにアッパーマウントがどちらでも装着できる設計となっています。ですので、どのショックでもNA、NBのアッパーを使い分けられるわけではないのでご注意ください。
では実際にNAとNBのアッパーマウント、どんなメリットデメリットがあるのか検証してみましょう。

画像3

画像4
画像3、4ともに左がNB用を右がNA用を装着してあります。
画像3ですが、アッパーシートの差がこれだけあり、画像4では同じロアシート位置(わかりやすく最下部にしてあります)で全体の画像を撮ってあります。
画像3で見られるようにアッパーシートの位置がNB用のほうが上に位置しますので、画像4でみられるとおり同じロアシート位置にするとNB用のほうがスプリングの長さが確保できます。したがってこのまま車両に取り付けをすると、長くとれているほうが当然車高は下がります。しかし、車高が下がる=ショックが沈みこむので、ショックのストロークも車高が下がった分食われます。では、NA用でもNB用でも同じ車高にセットする場合には・・・
左の画像のようにアッパーシートの分ロアシートを調整して上げてあげる必要があります。これならストロークもほぼ同一で車高も同様となります。
結果としてNAとNB用のアッパーマウント、メリットデメリットを考察してみましょう。
第一にアッパーマウント自体
アッパーマウント自体はNBのほうがゴム自体の使用量も少ないのですなわちNA用のより、足の動きがダイレクトになります。ただ、ゴムが少ない方がショックや振動をボディに伝えやすいので静粛性ではNA用のほうが良いと想像されます。
第二に装着したケース
上記のとおりアッパーシート位置の関係でNB用を使用した場合ですと車高がより下げられるのメリットです。ただその反面車高を上げようと思った場合はNA用のほうが上がります。
結果として、じゃあどっちがいいの?という話になるかと思いますが上記の通り、メリットとデメリットがありますので、どちらかが一概に良いとは言えません。例えば、よりダイレクトなハンドリングを求めていくならNB用ですしNAの本来のフィーリングを大事にするならNA用になるかと思います。車高に関しても、なるべく高い位置で使うならNA用。逆にストロークが減ったとしても、機能よりも、見た目を重視であればNB用で限界まで車高を下げるのに使っても良いかと思います。ですので、使用方法と求めるものをしっかり見極めていただいて選択していただければ間違いはないかと思います。
最後に重要なポイントとしては今回、TEINのスーパーストリートを使用しましたがこれは車高調整式でなおかつ、基本設計からNA用とNB用のマウントを使えるようになってますので(これはFLEXも同様)単純にノーマル形状(NA用)で使用しようとすると、ロアシートの調整ができないので、スプリングが遊んで、単純に車高が下がって、ストロークも無くなってしまって、とデメリットのほうが多くなります。ノーマル形状で使用する場合はスプリングスペーサーを使用したり、ロアシートをCリング加工で上げてあげたりと(当店ではCリング加工はしておりませんが、きちんと加工でセットアップしているお店さんもありますよね)
トータル的に考える必要かありますので、よくご検討してもらったほうが良いかと思います。

  ●キャンペーンは随時企画しています。どうぞお楽しみに!!